本せどりの販売先

知識

ここでは、本せどりは販売先についてまとめていきます。

本せどりのメリットとして

というのがあります。

これは凄いメリットなのですが、利益額自体が小さくなるのがデメリットになります。

そのため、ある程度大きな利益を確保しようと思うと、販売冊数を増やす必要があります。

●1冊販売利益

僕のところでは、最終的な1冊あたりの利益としては180~210円くらいになっています。

そのため仮に5万円稼ぐには、300冊くらいは1か月に販売する必要があります。

こうやって販売冊数が増えると出品や出荷の手間が増えてきます。

この効率化のために外部のツールを使ったりするのですが、固定費も増えてきます。

なので…

  • 最初は固定費なしのところで開始
  • 利益を大きくする場合には、ツールが使えるAmazonに移行

という感じでやっていくのがいいかと思います。

ここから販売先別にメリットとデメリットをまとめていくので、自分の販売先を選ぶ参考にしてください。

Amazon販売

Amazonのメリット

  • ツールが豊富にあるため、作業を効率化しやすい
  • APIと言ってAmazonのデータを取得出来る方法があるので、自分でもツール開発が出来る
  • 販売力があるため、販売スピードが早い

Amazonのデメリット

  • 一部商品に出品規制がかかっている
  • 月額登録料がかかる(4,900円税別)
  • 販売手数料が他に比べて、かなり高い
  • 本の場合の手数料は(140円+販売価格の15%)×消費税
  • 出店(販売)を開始するまでに、やや時間がかかる

Amazonまとめ

最終的に効率を求めると、販売先としてAmazonになります。

でもツールを使おうと思うと、Amazon自体の固定費もそうだし、ツールの使用料金かかります。

最初の段階や副業で数万円を狙うという場合には、むしろその固定費がネックになる場合もあります。

もちろんツールを使用すれば、それだけ効率が上がるので利益も増えていきます。

なので、、

  • 自分がどのくらい稼ぎたいか
  • 出品や出荷にどのくらい時間を割いてもいいか

ここら辺を考えてAmazonで販売するかを考えてみてください。

メルカリ販売

メルカリ販売の場合には、基本的に事業でやる場合にはメルカリShopsで販売することになります。

これは申請すると数日で開設できるようになります。

メルカリShopsのメリット

  • 通常のメルカリに比べるとCSVで一括で出品や出荷ができるため効率がいい
  • 固定費はかからず販売時に価格の10%の手数料のみ
  • 外部のツールが少ないが一応ある(ただしちょっと高め)
  • 写真を撮るため、商品に対してクレームが少なめ

メルカリShopsのデメリット

  • 商品に対して写真を撮らないといけないので出品に手間がかかる
  • Amazonに比較すると販売スピードがゆっくり
  • 外部ツールの導入費が高め

メルカリShopsのまとめ

個人的にメルカリShopsを販売先として選択するのは、ありだと思っています。

ただ外部のツールを使用すると、Amazonの登録料+外部ツール使用料金よりも高くなってしまうことがあるので注意です。

●なぜツールの価格が高い

これはAPIと言ってメルカリのデータをプログラムから取得する方法があるのですが、この申請が個人だと通らないです。

そのため個人でも開発が出来るAmazonと違いシステムを作る競合がいないため、価格が高くなっていると思われます。

とは言っても、販売手数料が安いため販売先としては、かなり良い方じゃないかと思っています。

その他の販売先

Amazon、メルカリ以外の販売先としては…

  • ヤフオク
  • ラクマ
  • (自分でネットショップを作成)

という感じになるかと思います。

ヤフオクやラクマに関しては、特に申請もいらないでアカウント作成のみで開始できます。

ただ販売スピードとして

と個人的に感じています。

販売先まとめ

ざっと販売先についてまとめてきました。

実際僕がやっている方法としては、

  • 大部分の商品:Amazon
  • 出品規制商品:メルカリShops

これが一番効率がいいので、この2つを使って本せどりをやっています。

このどちらかが最終的な選択肢になってくるかと思います。

Amazonは売れるスピードが早かったり、ツールが使えるメリットはあるのですが固定費がネックになります。

他の販売先も売れるスピードに差はあっても、しっかり売れる商品を仕入れてくれば売れていきます。

なので最初は無料で出来る販売先から開始してみてください。

古物商の取得

今回は中古本を販売するため、古物商許可証というものを取得する必要があります。

これは最寄りの警察署で申請すると取得することが出来るので、本せどりを解すする際には、取得してくださいね。

年会費などはないですが、取得する際に19,000円がかかります。

参考:警視庁・古物商許可申請ページ