ここでは価格改定についてまとめていきます。
経験上メルカリの場合には、そこまで頻繁に価格改定をしなくて商品は売れていきます。
ただAmazonで本せどりをやるためには、価格改定は必須になります。
なのでここではAmazonで販売する際に必要な価格改定について解説をします。
価格改定の方法
Amazonで販売するようになると、おそらく商品数も膨大になってくるので定期的に手動でやるのは不可能に近いです。
そのため自動で価格改定をしてくれるツールを導入する必要があります。
ちなみにだいたいのツールが出品、出荷、価格改定がセットになっています。
ツールについては以下でまとめてあります。
価格改定の値段
Amazonで売れる商品というのは、基本的に値段が一番安い商品です。
というのも、Amazonのシステムで最安値商品がトップページに表示されるようになっています。

この部分ですね。
稀に中古出品一覧からコメントを見て購入する人もいますが、ほとんどの人がここから購入を決定します。
コンディションが可と良いがある場合には、可の最安値よりも良いの最安値がトップページに表示されることがあります。
そのため価格改定を行って最安値をとるというのがAmazonでは、必要なことになります。
ちなみに改定の周期としては1~2時間くらいでいいかと思います。
あまり価格改定しすぎるとどんどん安くなってしまう。
逆にしなすぎると最安値がとれなくなってしまうので、定期的な改定が必要になります。
この価格改定の時の選択肢としては
- 最安値から-1円改定
- 最安値と同じ価格に改定
この2つの選択肢があります。
おそらくほとんどのツール上で、こういった設定ができます。
それで個人的には-1円改定ではなくて、最安値と同じに価格改定をすることが良いと感じています。
最安値合わせにする理由
これは無駄な安売りをしないというためです。
中には常に-1円改定をして、どんどん値段を下げて販売してしまう人もいるのですが、正直かなりもったいないです。
というのも、本せどりは仕入れ時に厳選して売れる商品を仕入れてきます。
そのため-1円に改定しなくても、しっかり安い方から売れていってくれます。
逆に-1円改定をしてしまうと、無駄に値下げをして思っているよりも安く売れてしまったということが多くなってしまいます。
確かに早く売るというのも必要なのですが、本せどりは利益率が良いため資金回収が早いです。
これはセミナーで解説していますね。
なので即売って利益というのも必要ですが、しっかり利益を確保するという部分も考えて価格改定を入れてほしいと思います。
下限価格設定
価格改定をする際には、もう一つ下限価格というのを設定した方がいいです。
これは『●●円までしか価格を下げない』という設定です。
確かに一時的に価格が落ちてしまって、売れないという状況になることもあります。
でもさっきも話した部分ですが、本せどりは厳選して仕入れをしています。
これは経験則ですが、暴落した商品というのは一定期間たつと値段が戻ることがかなり多いです。
なのでせっかく仕入れた商品を一時的な価格の落ちた時に売るのではなく、しっかり価格が上がった時に売れるように下限価格の設定も出来ればやった方がいいです。
メルカリの場合
最後にメルカリの場合ですが、メルカリはどうしてもツールが使用できないので手動で価格改定をする必要があります。
メルカリShopsの場合にはCSVで一括更新が出来るので、これを活用するのも1つの方法です。
メルカリの場合には毎日価格改定をするというよりも、個人的には上の下限価格みたいな感じで、期間を区切って価格を変更するというのがいいかと思っています。
例としては…
- 販売開始から2週間:販売時の最安値
- 2週間から1か月:10%安くする
- 1か月から2か月:30%安くする
- 2か月目以降:最安値で販売か50%や70%安くする等
最安値が300円なのでそこまで落とすかどうかは、もともとの販売価格にもよりますが、こうやって定期的に更新をしていけばいいかと思います。
